ほくろが発生したり増えてしまったりする原因は?
顔や体にほくろが発生したり増えてしまったりする最大の原因として考えられるのは紫外線です。
紫外線により肌に刺激が伝わるとメラノサイトが活発になってメラニン色素が生成されて、これが上手に体外に排出されないとほくろとして残ってしまいます。
また過度に紫外線を浴びることはほくろだけではなくて、女性の大敵となるシミにも繋がるのです。
しかし、全く紫外線を浴びないというのは健康に悪いことですし、一般的な日常生活をしているとほぼ不可能になるので、余分な紫外線を浴びないように対策を心がけることが大切になります。
ただし顔や体にほくろが発生したり増えてしまったりする原因は、単純に紫外線だけではなくて様々な要因が考えられます。
紫外線以外のほくろの原因としては、当たり前のように行われているメイクも該当して、メイク時に肌を擦ると刺激を与えてメラニン色素ができることが増えることになるのです。
紫外線と違ってメイクの場合は、部分的に集中してブラシなどを使うので、急にほくろができていたということもあります。
また寝不足などが原因で肌のターンオーバーが乱れてしまうことも、ほくろが発生する原因のひとつとして考えられるのです。
睡眠が足りないと成長ホルモンの分泌が足りなくなって、肌のターンオーバーが正常にできないため肌に溜まったメラニン色素が蓄積されてしまいます。
メラノサイトがミルフィーユのように何層にも重なったものが色素性母斑(ほくろ)で、寝不足により発生するほくろは色素性母斑が多いのです。
生理前になるとプロゲステロンという成分が多く分泌されて、この成分によりメラノサイトが活性化されメラニン色素が作られます。
ただ肌のターンオーバーで排出されると問題ないのですが、生理前で精神的にイライラして寝不足になると、先に触れた理由でほくろが増えやすい状態になってしまうのです。
生理前のイライラと同じくストレスもホルモンバランスを乱すため、ほくろができやすい環境を作る原因になるのです。
それから偏った食事により足りない栄養素があると、肌のターンオーバーが正常にできなくなって、ほくろの発生原因になります。