ほくろ除去の治療方法にはどのようなものがあるのか? | コンプレックス解消!ほくろ除去ってどうするの?

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ほくろ除去の治療方法にはどのようなものがあるのか?

ほくろ除去の治療方法には、切除縫合術・レーザーを使用した方法・電気メスやCO2レーザーで削る方法など様々あります。
治療方法のひとつくり抜き法は、医療用の特殊な道具やメスを使用してホクロを円形にくり抜いて周囲を巾着状に縫い縮める方法です。
特に皮膚の修復力が高い顔面のほくろ除去で、この方法を選ぶ場合があって、大きさは約5〜6mm以内のものが対象となります。

切除縫合法は、メスを使ってホクロを切除して縫合し抜糸する手術方法で、ほくろの3倍程度を木の葉型に切除して線状に縫合するのです。
ただし皮膚にゆとりがない場合やほくろが大きい場合に関しては皮弁術などを用います。
レーザー治療は、黒い色に反応するレーザーによりほくろ細胞を破壊したり、水分に反応するレーザーで削ったりしてほくろ除去する治療です。

ほくろ除去のレーザー治療のひとつ炭酸ガスレーザーは、皮膚内に存在する水分に反応するレーザーで、ほくろ組織ごと蒸発させる方法です。
約5〜10mm以下の比較的小さなほくろに用いられることが多いです。
Qスイッチレーザーは、メラニン色素だけに反応するレーザーにより、母斑細胞がもつメラニン色素を破壊するで、ほくろの色を薄くして除去するほうほうです。
主に1〜2mm程度の小さく平らなほくろの治療に用いられますが、再発しやすいこともあります。
ロングパルスレーザーには、YAGレーザー・アレキサンドライトレーザー・半導体レーザーがあって、高いパワーで限局的に使用することによりほくろの色を薄くします。
Qスイッチレーザーと同じく数回の照射によりほくろの色は消えていくか薄くなるのです。

ほくろ除去の治療方法となるレーザー治療にはメリットとデメリットがあって、最大のメリットといえるのは傷が残らない可能性が極めて高いということです。
一方デメリットは、黒い色に反応するレーザーの場合は、肌色に近い薄い茶色のほくろには無効というのがあります。
また根の深いほくろの場合は、目立たなくなりますが完全に色素が消失しない可能性もあって、これもデメリットになるといえるのです。